クレジットカードの暗証番号取り扱いについて

現在、新しくクレジットカードを作成した場合、いわゆるICチップと呼ばれる最新型のセキュリティシステムが導入されたカードが発行されています。

実は、今から10年ほど前までは、このICチップがクレジットカードに搭載されていなかったことで、セキュリティの面で様々な脆弱性が指摘されていました。
しかし、このICチップの搭載によって、様々なセキュリティ対策が施されています。その中でも、特に注意すべき物の一つが、暗証番号の存在です。

ICチップが導入される以前までのクレジットカードには、システムの関係上、今現在クレジットカードにある暗証番号自体が設定されていませんでした。

ですから、新しいクレジットカードではなく、旧来からのクレジットカードをそのまま使い続けて居る方の中には、暗証番号設定自体が施されていない方が多くいらっしゃいます。

こうした方は、例えば、現在のシステム上で暗証番号による確認が必須となる手続き、例えば、クレジットカードによる支払時に暗証番号での認証を必要とする読み取り機を使っている店舗でこれらのカードを使うことができませんし、街角のATMでクレジットカードを使ったキャッシングサービスを利用することもできません。

このようなサービスを利用するためには、事前に暗唱版の設定を行う必要があります。